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zoom RSS 歴史、完璧。 (壁ではありません。)

<<   作成日時 : 2009/07/14 10:33   >>

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その国には、ある国から同盟の証としてある宝物が贈られました。

隣国の超大国はその情報を嗅ぎ付け、我が国に何の報告もなく不遜
なる振る舞いである。

どうしたものか、とその国の王はこのことを協議にかけました。

それではこういたしたら如何でしょう、という者が現れました。

どうするのかといいますと、「我が国の十五の城をもってその宝と交換
したい。」と交渉するのです。

そして、その宝を武力にものをいわせて強引に奪い取ってやるのですよ。

そうすれば、その国のフヌケ具合と我が国の天下を布武する意気込みが
世間に知れ渡り、一石二鳥ではございませぬか。(^^)v

ということになったのです。


この難問にホトホト困り果てた王は家臣団に「誰かかの大国へ行く者は
居らぬのか」という問いをかけましたが、

答えられる者は中々現れません。(ーー;)

しかしただ一人宦官である、ビューケンがそれに応えたのです。

「我が客人に藺相如(りんしょうじょ)なる者が居ります。
彼ならこの問題を解決出来ることでしょう」

しかしてその王は藺相如を召し出し、この大役を任せるのです。

この時点で藺相如は無役の庶子にもかかわらず、王に謁見し
この大役を受けることになるわけです。

大国は約束を反故にすることで有名でした。

彼の大国訪問は、下手をすれば死を意味するのです。


 さて、大国の王の面前です。

彼は宝物を王に手渡して見ました。

すると王は横にいる家臣団に、「これがかの宝物よ」
といい見せびらかすのでした。

その行状を見て、藺相如はおもむろに、

「王よ、実はその宝にはわかりにくいのですが、
瑕(きず)がございます。それをお示しいたしましょう」

と言いながら、宝を取り戻すと、

怒髪天を突く形相と共に宝を持ったまま、後ずさりして柱に
寄りかかるのです。

そして王の非礼なる態度と、我が主君に対する詐称の思惑あるを
つらつらと述べ、

「我が血流と共にこの宝物をこの場で木っ端微塵に砕いて
くれましょう」

と声高に叫びました。<`ヘ´>


大国の王はビビリマクリ(;O;)、

「まー待て、そなたの言い分は合い判った。この非礼を詫び、
如何様にもするであろう」

と言ってしまったのです。


後は藺相如のペースで事は運んでいったのですが、

結局その大国の王の約束は反故にされるのが判っている彼は、
先にその宝を本国へ戻しておいて、自分は残るのです。

この時点で藺相如は死を覚悟していました。

しかし、この大国の王も飾りではなかったのです。


藺相如の度量と命懸けの忠心にほだされ、帰国させるのでした。


璧を完(まっとう)す。
完璧の語源ですね。

この話には続きがあります。

次回の日記にて。

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